清新の気 平成24年指標
新しい年を迎えました。
震災後、年末までには復興にずいぶん明るい話題も聞こえましたが、依然として被災者の方々は困難な状況下にあることを念頭に置きながら、私共は歩みを進めたく思います。今年の指標を「清新の気」としました。
「清新」とは辞書で「清らかで新しいこと。清々しく陳腐でないこと」等と有ります。吟の教場は惰性や馴れ合いではなく、常に清新の気で充たされ、真剣に吟じ、友の吟声を心で感じ続けたいものです。
「吟の極致は真善美に在り 一句一声心粛然たり」会詩は私共の吟ずる喜びと誇りを表します。日々清新の気を持ってこそ味わえるものです。多少の緊張感と厳粛な気持ちは生活の薬でもあります。私共には素晴らしい師友があり、心を励ますものがあります。これを大いに高めましょう。今日、岳精会の環境は益々貴重なものと思えます。私共の原点や初心を忘れてはなりません。人は入会のきっかけは何であれ、本質に触れ得て合点し、教場は一際新鮮さが増すでしょう。会・支部に新しい指導者が生まれ、新しい拠点が誕生すると、いよいよ清新の気が湧き起こり、益々元気が出ることでしょう。此処に指導者は指導者を育成して指導者の意味があります。
サミエル・ウルマンの有名な「青春」の詩は「青春とは人生のある期間を言うのではなく、心の様相を言うのだ。・・・・」に始まります。正に今、私共に与えられた言葉であります。清新の気を盛大にして、この一年、また大いに吟じ、吟の輪を大いに広めましょう。
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