十一月のことば 宗家
平和な秋(とき)を大いに吟じよう
10月、岳精会の吟行会が行われた。
24日、広島で中部の方々と合流し、先ず訪れたのが広島平和記念公園であった。
メモを取りながらの小学生と共に多くの人々が園内と館内を埋めていた。
伺うたびに新たなものを目にするが、瞬時に16万の命を奪った強力な原子爆弾の威力と、その後の惨状は見るに忍びない。
又、どの様に手を尽くし展示し、伝えても、真の悲惨さはその場にいた者でなければわかり得るものではないだろうと想像した。
一方、破壊し尽くされた広島の写真には、やはり東北大震災の津波によって一切が奪われた町の映像を思い起こさざるを得なかった。
戦後、広島を始め日本が復興を果たしたように、新しく早く町が興ってもらいたいものである。
外国の人は、日本ほど安全な国はなく、心根が良く賢明な国民はいないと讃えている。
それも今、日本が平和であるからこそ評されることなのだ。
その平和は戦争のまことに多大な犠牲の上に築かれた。
私共は今日の有り難さを思わざるを得ない。
広島平和記念公園は神聖で平和の祈りに満ちている。
平成19年3月には一吟詩で「撫子」を研修した。
平和の中にいることを自覚して、今こそ大いに吟声を響き渡らせよう。
平成23年11月
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